自動車コラム

猫の命を守る!猫バンバンでエンジンルームを確認

冬といえばコタツ。コタツと言えば猫。
暖かい所が大好きな猫の命を守るための「猫バンバン」とは?
猫がなぜ車の中に入り込んでしまうのか、猫の習性も交えてご紹介していきます。

猫が暖かい所を好む理由

猫の平均体温は約38℃と人間なら高熱なぐらい高め。そのため人間よりも寒さに敏感です。さらに猫は自分で体温を調節することができません。周りが暑ければ体温は高く、逆に寒ければ体温も下がってしまいます。

猫は自分の身を守るために自分にとって一番快適な場所を探すのが得意です。暑いときは涼しい場所、寒いときは暖かい場所でくつろぎます。

車は猫が安心する場所!?

猫は狭い場所も大好き。ティッシュの箱やダンボール箱、本棚の隙間など、こんな所にどうやって入ったの!?とびっくりするぐらいの狭い隙間にも入り込んでしまいます。たまに自分で抜け出せなくなっている猫もいたりしますよね…。

そのくらい猫が狭いが好きな理由は、敵から身を守るためだったり、自分が取った獲物を取られないようにするため、安心できて、暖かいからなど、いろいろあります。確かに狭い場所なら猫よりも相手が大きかったら追いかけて来られないし、自分が狭い空間にいて顔を出していれば、後ろや周辺は気にしないで、前だけ警戒していればいいですし、安心できますよね。

駐車場は人通りがそんなに多くなく、エンジンルームなど車の中は雨風が入りにくくて、周りより少し暖かい。警戒心の強い猫にとっては「安心してくつろげる場所」だと言えます。

どこから猫は入るのか

猫は車のエンジンルームから入ると言われています。エンジンルームに小さな隙間があり、そこから猫が入ってしまうんだそうです。エンジンルームに入ってしまう猫の9割が子猫。体の小さい猫子猫だからこそ、小さな隙間からでも入り込んでしまうんですね。子猫なら大人の猫よりも警戒心もなく車の中は危ないという意識も低いのかもしれません。

車で夜に帰宅した後、まだ温かい車に猫が入り、そのまま車の中で寝て、朝出勤するときもいる可能性もある。夜は人気が少なくなるので、猫も入りやすいですよね。

簡単にできることで守れる命

JAFも注意を呼びかけるほど、車のエンジンルームに猫が侵入しているのに気づかずにエンジンをかけてしまう事故が特に寒い冬に多く発生しています。

日産自動車では「猫バンバン プロジェクト」を展開。
「のるまえに#猫バンバン」が合言葉の特設ページもできています。
http://www.nissan.co.jp/SOCIAL/CAMP/NEKOBANBAN/

#猫バンバン

猫バンバンとは、車の中に猫が入り込んでいないか車に乗る前にボンネットを「バンバン」と叩いてチェックするアクションです。

猫バンバンの効果は?

ボンネットをバンバン叩いたら本当に猫が出てくるのか。効果があるのか…?

調査によると猫バンバンしたときに実際に猫がいた割合は14%、約7人に1人が猫バンバンによって猫を発見しています。

この結果は効果アリといえるのではないでしょうか。実際に車に乗る前にバンバン叩かなければ猫がいることに気づかなかったということもあったと思います。実際に猫バンバンの効果はあるようですね!

猫がいた場所は車の下が一番多く、次にタイヤのそばや上、ボンネット、ボンネットの中、屋根の上とぱっと見ただけでは見つけにくい場所にいる猫が多いことがわかります。ボンネットの上や屋根の上にいればわかりますが、ボンネットの中に猫がいて、その猫が眠っていて音が何もしなかったら…気づかずにエンジンをかけてしまうかもしれませんね。

猫バンバンできないときは

周りに人がいるとき、何も気にせずボンネットをバンバン叩けるでしょうか。多くの人が恥ずかしかったり、周りの目が気になってしまうと思います。猫バンバンを知っている人なら『猫バンバンしている』と思ってもらえますが、知らない人なら『ボンネットなんか叩いてあの人何をやっているんだ?』と思われてしまうかも…。

そんなときはドアを強く開けたり、閉めたりしてみて下さい。勢い良く閉めると「バン!」と結構大きな音や衝撃も多少伝わると思います。その音や衝撃で猫が出てきてくれるかもしれません。

大きくバンバン音が出せないときは、小さく「コンコン」とノックしてみて下さい。もしたら猫の泣き声が聞こえるということもあるかもしれません。

クラクションでもいいけど

ボンネットをバンバン叩く代わりに「クラクションを鳴らす」方法もあります。ですが、いちいち乗る前にクラクションを鳴らすのは近所迷惑ですし、クラクションはあまり普段鳴らすものでもないので、現実的な方法ではありませんね。

自分の目で確認

とにかく大切なのは「すぐにエンジンをかけない」こと。乗ってからすぐにエンジンをかけると猫は逃げる間もなく巻き込まれてしまうそうです。

大きな音を出せないときは、エンジンをかける前にボンネットを開けて猫がいないか、タイヤの上に猫はいないか、車の下に猫はいないか実際に目で見て確認するのも有効です。

いろいろな体験談

猫の鳴き声がするのでエンジンルームを開けたら猫がいた

走行中に猫の鳴き声がすると止まっている人がいて救助するのを手伝ったことがある

信号待ちで降りてくる子猫を見た

気づかずに運転していたけど、スプリング部分に子猫が入り込んでいたが無事だった

猫の叫び声が聞こえて、異臭がした

異臭がして車の下にハエが集まっていて、見たら猫の死骸があった

鳴き声に気がついてエンジンをかける前に気がついた人もいれば、気づかずにエンジンをかけてしまって手遅れだった人、しばらく気がつかない場合もあるんですね。猫がいる場所が良ければ、気づいて助けることもできますが、機器のベルト周辺にいて回転部分に巻き込まれることも多いようで、そうなるとエンジンをかけてしまったら手遅れになってしまうようです。やはり、エンジンをかける前に猫がいることに気がつくことが大切ですね。

対策は?

猫が車の中に入り込まないようにするための対策として、いくつか方法があります。野良猫が多いなど、車の周辺で猫を良く見かけるなどお困りでしたら試してみてはいかがでしょうか。

忌避剤
猫専用の砂やスプレー、犬猫用のスプレーなどいろいろな種類があります。効果がなかったら変えてみるなど状況に応じていろいろ試してみて下さい。

超音波
センサーで猫を感知し、猫が不快に感じる超音波を発生させます。人間には聞こえない音なので人に害はありません。値段は高めですが成功率は高いようです。

 

猫だけじゃない

車の中に入り込むのは猫だけじゃありません。ヘビやネズミが入り込むこともあるそうです。ヘビは猫よりも小さな隙間に入ることができますし、毒のある種類もあるので怖いですね。

一年中注意が必要

猫が車に入り込むのは冬だけではありません。冬は寒いので特にそうした事例が多いというだけで、一年中猫が入り込む可能性はあります。野良猫が多い地域は特に注意が必要ですね。

運転する前に

車を運転する前に『もしかしたら…』とボンネットを叩いてみたり、車の下を見たり、鳴き声がしないかと少し気にしてみたら、もしかしたら猫がいるかも。

猫が車の中やタイヤの上に乗っていたら「バンバン」するとびっくりして飛び出してくるかもしれません。
飛び出してこなくても、ボンネットを叩いたら猫の鳴き声がしたり、中で何かが動いている音が聞こえるかもしれません。

実際に猫バンバンをして猫がいた、やって良かったという声もあります。気づかずにエンジンをかけてしまって手遅れになる前に命を守れるにワンアクション「猫バンバン」。是非乗る前に猫がいないかチェックして下さい。

関連記事

  1. コラム2_アイキャッチ画像-01

    自動車コラム

    運転免許証取得までの期間はどれくらい?~通学か合宿、MTかAT、初心者マーク~

    学校を卒業して、もう春休みの人もいることと思います。そろそろ新生活の準…

  2. コラム7-01-01

    自動車コラム

    連休前にチェック!渋滞回避、暇つぶしの方法、眠気対策、知って得する特別転回など

    遠出が多くなる季節。連休は特に高速道路を利用する機会も増えますね。連休…

  3. コラム8_アイキャッチ画像2

    自動車コラム

    中古車を購入するとき、どこを見る?

    新車を購入するのと違って、中古車を購入するときはいろいろと気になること…

  4. コラム7_アイキャッチ画像

    自動車コラム

    シートベルトとチャイルドシート~チャイルドシートの取り付け位置など~

    子供が生まれる前から用意しておく必要があるチャイルドシート。病院から退…

  5. コラム4_車と色の関係-01

    自動車コラム

    車と色の関係1~人気の色ランキングや事故率、色が与える影響は?~

    車を選ぶとき、車種が決まったら、何色にしよう…?この色にしようとすぐに…

  6. コラム3_アイキャッチ画像

    自動車コラム

    新車にスペアタイヤがないのはナゼ?~タイヤのはなし~

    以前は車に装備しておくのが義務だったスペアタイヤ。最近ではスペアタイヤ…

PAGE TOP